だんらんホーム

だんらんエピソード(ブログ)

2020.06.29
Junho(6月)

植物たちにとっては恵みの季節。

辺りを見渡すと田植えもほぼ終わり、苗が整然と並んでいます。

昨今は特に農業離れが深刻となっていると紙面等で目にします。

実際、私の暮らす地域でも「耕作放棄地」や「遊休農地」を多く見かけます。

「白米」大好きな私としては少し寂しい気もしますが、農業従事者の実情は深刻なのだと考えさせられます。

どの職業も最終的には同じですが。

ここでなければならない「物」「こと」を作り出すことが叶わなければ、同じ末路をたどるような気もします。

 

6月に入り、久し振りに「エアコン」のスイッチを入れると。

 

「・・・冷えない。(驚)」

 

それから修理の手配。

原因がわからず、ようやく数日前に復旧しました。

その間のお仕事は、午後には部屋の暑さが30度を超える為、極力午前中にデスクワークを集中的に。

 

つくづく「エアコン」の有り難さを痛感しました。

学生時代を思い出すような、忍耐力強化月間となりました。(笑)

今年の夏は頑張れそうです!

「エアコン」が開発されるまでの人たちは、この暑さをどのようにしのぎ共存していたのでしょう。

「文明の利器」とはいえ、あまりにも便利な毎日が当たり前になり、工夫や知恵が忘れ去られていくようで心配です。

 

雨が降ると内に目が行きがちですが、雨に打たれる木々の様を愛でるのも良いものです。

 

確かに最先端のテクノロジーは素晴らしいし、私達の生活を便利にしてくれます。

しかし、それで良いのでしょうか?

 

「千古不易(せんこふえき)」。

永遠に変わらないことや価値が不変なものは沢山あるはずです。

家づくりにおいても毎年新しい製品や家づくりの仕組みがうまれています。

高気密、高断熱にはじまり、空気循環システム。

AI(人工知能)を搭載した家など。

今後一層最先端のテクノロジーを駆使した物づくり、家づくりが加速していきそうです。

 

紫陽花が美しいジメジメした梅雨の季節が終わると、本格的な夏が一気に押し寄せてくる。

「ミーん。ミーん。」とセミの声が一層暑さを増長させる様が夏らしくて良い。

日曜日のまだ陽の出ぬ早朝、子供とクヌギ山に入り木を揺らす。

「ボトッ。ボトッ。」

と草の上に落ちてきたカブトムシに声を上げる息子を見て、親としての喜びを感じる。

夜は我が家の中庭で「パチ、パチっ!」と炭に火を入れ、友人たちを招いてのバーベキュー。

きーんと冷えたビール片手に肉奉行なんて贅沢は夏の特典。

 

私共「だんらんホーム」が考える物づくり、家づくりは・・・

こんな人間らしい。

いや、日本人らしい生活を実現してくれるものでありたいと考えています。

 

もう少しで梅雨明けです。

暑い夏を楽しみましょう。

 

だんらんホーム

大黒柱 石谷吾一

 

 

 

 

 

 

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