だんらんエピソード(ブログ)
2021.08.31
août(8月)
毎年8月になると考えさせられます。
今の日本がどれほど「平和」な国なのかを。
昭和20年(1945年)8月15日の玉音放送から、今年で76回目の夏を迎えました。
私の父は昭和23年生まれの為、直接戦争を体験していませんが、
「お父さんが小さい頃は、戦後で物がなくて、貧乏で、生きることに必死だった。」
とよく聞かされました。
ここ1、2年はコロナ禍で人が集まる催しなどが中止となり、「平和」や「戦争」について話し、考える機会がグッと減ってしまいました。
こんな時だからこそ、私たち大人の果たす役割は重要です。
次の世代を担う子供たちが、今の「平和」な世の中が当たり前だと勘違いしないためにも。
子供たちにとって楽しい夏休み。
しかし、コロナ禍で制限、制限の毎日です。
8月最後の週末。
子供たちと、想い出づくりに自宅から車で1時間30分かけ、「南さつま市坊津町」に出かけました。
見渡す限り、美しい海が広がります。
小さい町ですが、魅力的な町に親の私が癒されました。(笑)
初日は、堤防で釣り糸を垂らし、釣果は小魚二匹を長男がゲット!
お陰で、なんとかボウズを回避することができました。
準備、勉強不足です。(汗)
翌日は、早朝6時から海沿いを親子でランニング。
みっちり1時間汗を流しました。
その後、子供たちは待望の海水浴で大はしゃぎでした。
終わりよければすべてよし。
コロナ禍で制限が多くて大変ですが、人込みを避け自然に触れ合うにはとても良い機会でした。
少しは夏休みの想い出になったのではないかと思います。(笑)
現在の日本を、「戦後」ではなく「戦前」と表現される方がおられます。
私を含め、日本人の多くが戦争を経験したことがない世代となり、「平和」ボケしています。
戦争のない世の中がどれほど素晴らしいことなのか。
私たちは真剣に考えなくてはなりません。
そして、この「平和」のバトンを次の世代に、しっかりとつなぐ使命があります。
だんらんホームが家づくりをご提案できるのも、「平和」だからこそ。
これからも、家族が一緒に笑顔で食卓を囲める世の中が続くことを願い、自身の役目を果たして参ります。
決して「戦前」とならないために。
だんらんホーム
大黒柱 石谷吾一
