だんらんエピソード(ブログ)
2019.09.26
長月。
子供の頃「十五夜」はというと、綱引きと相撲の記憶があります。
藁(わら)を敷き詰めた土俵は、滑って相撲がやりにくかったのを思い出します。
帰りにはお菓子を貰えるのが嬉しくて、毎回喜んで参加していた記憶が蘇ります。
懐かしい思い出です。
大人になり、そんな十五夜はできませんが、お供え物で四季を楽しみます。
四季を楽しむ贅沢、是非皆さんにも味わっていただきたいです。
ちょっと面倒くさいかもしれませんが、少しの手間が大きな幸福感を与えてくれます。
先日、弊社と協力業者の皆さんとでつくる「安全協力会メダカの会」との共催で、小学生を対象とした「第1回メダカのサッカー教室」を開催しました。
特別ゲストとして現在J2リーグで活躍する「鹿児島ユナイテッドFC」の野嶽惇也選手と大西勝俉選手の2名も参加くれました。
スポーツの秋です。
実際に生のプロサッカー選手を見る、子供達のキラキラした目。
もうこの年になると、子供たちのような澄んだキラキラした目にはないもはん。(涙)
しかし、うちの女性社員の皆は目がよどんではいましたが、ギラギラしてました。(笑)
開催する側も参加してくれた子供達、保護者の皆さんにも大変喜んで頂けた素敵なイベントとなりました。
これからも、子供たちに夢を抱いてもらえるようなイベントにしていけたらと思います。
秋分の日を過ぎたあたりから、朝夕の風が冷たく感じるようになって参りました。
桜の木も青々としていた葉が朱色へと衣替えのようです。
田んぼの稲たちも実が付き始め、それと同じくして彼岸花が最盛期を迎えています。
名前の通り、規則正しく彼岸の頃に咲くものです。
彼岸花は「葉見ず、花見ず。(はみず、はなみず)」とも言われます。
花が咲くときに葉がなく、葉が茂る時に花がありません。
韓国では「葉は花を想い、花は葉を想っている。」という解釈があるようです。
姿は見えなくても相手のことを想う気持ち。
ロマンティックな例えですね。
これからの日韓関係はこいじゃっど!
こいじゃらせんけ?
この利他の精神!
秋は夕暮れ。
夕日の差して山の端いと近うなりたるに、烏の寝所へ行くとて、三つ四つ、二つ三つなど飛び急ぐさへあはれなり。
まいて雁などの連ねたるが、いと小さく見ゆるは、いとをかし。
日入り果てて、風の音、虫の音など、はた言ふべきにあらず。
※清少納言「枕草子」から。
私は一年で一番「秋」が好きです。
目一杯「秋」を堪能したいと思います。
季節の変わり目、皆さんくれぐれもお体を労わって、秋をお楽しみください。
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大黒柱 石谷吾一
