だんらんエピソード(ブログ)
2022.08.30
葉月。
「ドン。」
「ドン。」
「ドン。」
シーンとした中にかすかに聞こえる「ドン。」という音。
そんなシーンから「日本のいちばん長い日/THE EMPEROR IN AUGUST」は始まります。
太平洋戦争末期、戦況が困難を極め終戦へと向かう昭和20年の日本。
連合国は日本にポツダム宣言受託を要求し、降伏か本土決戦かと揺れ動く内閣。
阿南陸軍大臣の揺れ動く想い。そして長として責任を取る覚悟。
〝一億玉砕論〟を掲げる陸軍青年将校たちのクーデター計画。
個人的には、本木雅弘演じる昭和天皇の凛として静謐な佇まいには引き込まれました。
戦争を知らない私たち世代には、戦争を知るきっかけになる作品ではないでしょうか。
作品が良い。悪い。
ではなく、戦争とはどのようなものなのか。
戦争を経験していない私たち世代だからこそ、大切なことだと思います。
僅か77年前、私たちの住む日本は、戦争によって多くの犠牲をはらいました。
多くの先人たちの犠牲の上に、私たちの平和な毎日があるわけです。
世界では今この時も戦争が続いています。
とても恐ろしいことです。
8月は特に戦争について考えさせられます。
8月6日は広島に8月9日は長崎に原爆が投下されました。
そして、8月15日は、終戦の日(終戦記念日)となっています。
私たちの子供や孫世代にも平和な毎日をつなぐために、戦争の歴史を風化させることなく語りつないでいかなくてはいけませんね。
子供たちとお盆のお墓参りをしながら、平和であることに改めて感謝致しました。
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大黒柱 石谷吾一
